2022年2月24日木曜日

血液ガス問題集の紹介

 昨年6月に注文していて、約8ヶ月経ってやっと届いた本です。


 血液ガスに関して75もの症例が載っていて、怒濤のトレーニングです。最初に解説の章がありますが、読まずにいきなり症例を解き始めても問題ありません。症例毎に詳しい解説があります。そして、どの症例から読んでも良いです(別に少しずつ難しくなるわけではなさそうです)。

  もちろん英語ですが、問題を解くだけならそれほど困難は感じないと思います。解説も式などは英語でも同じなので、、、、、、もちろん日本語の本があった方が良さそうですが。

 Kindle版もありますので、タブレットで読むのも良いかも知れません。

 私は早速46番目と48番目、そして39番目を解いてみました。理由は特にありません、、、、、、知らんけど。



2022年2月12日土曜日

急性膵炎の時のカルシウム値はアルブミンで補正しなくても良いのか?

  久しぶりの投稿です。結論から書きますと、カルシウムはアルブミンで補正しなくて良いです。そして、重症度判定には(たぶん)補正していないカルシウム値を用いるのだと思われます。


 以下の論文をご覧ください。

https://www.researchgate.net/publication/328557596_Total_serum_calcium_and_corrected_calcium_as_a_predictor_of_severity_in_acute_pancreatitis


 以下の表のように補正してもしなくても、感度や特異度は大きく変わりません。


 たぶんですが、二段目のアルブミンのカットオフ値はミスで、本文中には6.5と書かれています。アルブミン値が得られているのであれば、多少は精度が上がるのでアルブミン補正をした方が良いかも知れないという程度です。


 カルシウム値が下がる理由は、脂肪の鹸化が起こる時にカルシウムを消費するからだと思っていましたが、現在の所詳細は不明なようですね。カルシウムが低いと重症なのはアルブミンが下がることと関係があるかも知れません。