「血糖の正常値は?」等という会話が日本中の医療現場でされていると思われますが、ストレスにさらされている患者さんの血糖値が100mg/dLであったとして、それは正常なのか?と言われると難しいです。ストレスがあると血糖は高くなるのが普通なので、血糖100mg/dLは低いのではないか?と考える必要があるかも知れません。
また、血糖が正常値だったというと、何か糖関係には全く問題がないという印象を受けてしまいます。よって、他にも色々難しいことがあるのですが、現在は正常値とは言わず、「基準値」という名前で呼ぶ事が勧められています。
健康であっても基準値を外れる場合がある(だいたい5%程度)し、基準値の範囲内であっても病気がないとは言えない場合があることを忘れないようにしましょう。例えば、コレステロールは基準値の範囲内であっても治療を開始すべき場合があります。
こちらの本の最初の章に詳しく書かれていますが、読んでも私は理解できなかったので何度も読んでみます。ちなみに、この本は15年ほど前に出版されたもので、現時点でAmazonで古本しか売っておらず、9400円もします。よって、たぶん、次のバージョン(症例は違うと思いますが)を購入されるのが良いと思ったら、こっちの方が高かったです(25000円近くします)、、、、、、知らんけど。
通常に買える本としては、こちらがお勧めです。
以下の本はRCPCではなく、一人RCPCみたいになっていますが、同じように検査について勉強になります。きっと著者の先生はかなり面白い先生なんだろうなと思われます。
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